国民党高雄市長候補の柯志恩が本日(13日)、野球に例えて選挙戦を語り、「賴瑞隆が何番バッターであろうと、高雄の『第四番』を三振に仕留める」と発言した。これに対し、かつて国家代表のユニフォームを着たソフトボール元国手で、地元高雄出身の蘇致榮が反論した。

蘇致榮は、「実際に国家代表として試合をしたことがある人なら誰でも知っているが、投手板に立って『三振』と叫べば、実際に良い球が投げられるわけではない。また、三振と叫んだからといって、打者が素直にアウトになるわけでもない」と指摘した。

蘇致榮は続けて、「高雄の市政はまるで持久戦のようだ。謝長廷市長が都市転換の基盤を築き、陳菊市長が都市の変貌を推進し、陳其邁市長が全力で科学技術産業を牽引してきた。こうして高雄は、伝統的な工業都市から、科学技術、住みやすさ、国際化を兼ね備えた都市へと一歩一歩進化してきた」と述べた。

「今、高雄はまさに勝負の局面を迎えている。賴瑞隆が『第四番』のバットを握る。これは単なるバトンタッチではなく、これまで積み重ねてきた成果をさらに発展させ、高雄を象徴する走者を本塁へと還し、高雄を世界へと導く役割を担うのだ」と強調した。

選挙戦で争われるべきは、誰の声が大きいかではなく、誰が高雄の利益を守り、未来を切り開けるかであると蘇致榮は述べた。

「柯志恩が本当にソフトボールや野球を理解しているなら、優れた投手とはチームの勝利を守り、1点を守ることだと知っているはずだ。それなのに、高雄の財源に直結する『財政収支划分法』や中央政府の総予算といった重要な議題で、高雄市政府と異なる立場をとり、高雄に財政的圧力をかけたうえで、その後になって『三振』と叫ぶのは本末転倒ではないか」と批判した。

「口でどれだけ大きな声を出しても、高雄に得点は入らない」と蘇致榮は直言した。このような「口と行動が一致しない」態度は、高雄の得点を守れないばかりか、失点を招く可能性さえあると警告した。

蘇致榮はさらに、高雄市議会の関連資料によれば、『財劃法』改正後、高雄の統籌分配税の増加率は六都中最も低く、中央からの補助金の減少を差し引くと、高雄市政府の試算では全体の財源が約174億元不足すると指摘した。

「柯志恩が本当に自分を『高雄チーム』の一員だと考えるなら、高雄が得点を挙げようとする重要な局面で相手に得点を許したり、高雄自身が失点するような行動をとるべきではない。その上で『三振』と叫ぶのは、実に皮肉だ」と疑問を呈した。

また、自身のソフトボール国家代表としての経験から、「制球力が乱れ、球路が定まらない投手に対して、打者は相手の叫びに合わせる必要はない。冷静にボールを選別し、ストライクゾーンに入った球を確実に捉えてフルスイングすればよい」と語った。

「この選挙戦で争われるべきは、誰の声が大きいか、誰が『三振』と大声で叫べるかではなく、誰が本当に高雄の権益を守り、未来を打ち出せるかだ」と強調した。

最後に蘇致榮は、高雄市民に呼びかけた。「11月28日、投票という形で、誰が本当に高雄に得点をもたらせる打者なのかを示そう。この一球を、一緒に満塁ホームランに変えようではないか!」

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  • 出典:PR Times
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