衛福部嘉南療養院一般精神科主任の沈正哲氏は、個人Facebookおよび衛福部長信箱を通じて、6月中旬に同院の入院患者が夕食時に食物梗塞を起こし、現場で唇が紫色になり意識を失ったと明らかにした。ハム立ク急救を行ったが生命徴候は不安定で、血中酸素濃度は一度44%まで低下した。同院は精神科専門病院であり、内科や外科の医師や生命徴候不安定な患者を処置する設備がなく、緊急に総合病院へ転院する必要があった。しかし、外包救護車を呼んだところ、到着まで1時間5分かかった。その間、命の危険にさらされた患者は、後続の救急処置ができない環境に留置され、第一線の医療スタッフが圧力とリスクを負った。沈氏はさらに、事件発生後、院内で「なぜ救護車が1時間以上遅れたのか」についての検討が行われなかったと指摘。7月中旬には、同様の事件が再発した。2件の事件から、精神科専門病院が生命徴候不安定な患者を緊急転院する際に、直接119に連絡できるかどうか、法令上の根拠は何か、できない場合はなぜ第一線スタッフが「119に連絡すると注意される」と懸念するのかという問題が浮上した。沈氏は、嘉南療養院の外包救護車契約には25分以内に到着することが規定されているが、2件の事件ではそれぞれ65分27分かかっており、契約が履行されていないと指摘。さらに、分秒を争う緊急救護において、25分という時間自体が長すぎると主張。合理的な対応は、患者の状態に応じて分級処置を行い、生命徴候不安定な場合は直接119に連絡し、生命徴候が安定している場合のみ外包救護車を使用することだが、現在の院内にはそのような仕組みがなく、2ヶ月間実質的な改善が行われていないと批判した。衛福部主任秘書の劉玉娟氏は、衛福部は部立病院医療管理委員会に対応を求め、初期調査後、来週に衛生福利部附属医療及社会福利機構管理会が嘉南療養院を訪問し、救護車到着時間の改善を図る。また、院内と外包救護車の契約内容を評価し、救護車到着時間の改善を要求する。さらに、自院で救護車を設置し、適切な訓練を受けたドライバーが救護業務を行う可能性を検討する。また、嘉南療養院の緊急送医処置と対応措置についても検討する。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:調査
  • 製品・サービス:救護サービス