全球の観光市場が完全に回復する中、韓国の観光熱はさらに高まっている。外国人観光客がソウルを訪れた際にどこを最も好むのか。ソウルAI財団は22日、主要観光地16か所の外国人の人流データを分析した最新レポートを発表した。その結果、ショッピングの聖地として知られる明洞が、1日平均10万910人の訪問者を記録し、堂々の1位となった。その人気は2位のほぼ2倍に達し、外国人観光客にとっての韓国旅行の最優先目的地として再び注目された。

ソウルの人気観光地 外国人訪問者数ランキング TOP 5

- 1位:明洞 100,910人 - 2位:南山Nソウルタワー 57,370人 - 3位:三成駅・COEX 46,813人 - 4位:江南駅 41,210人 - 5位:弘大 40,213人

明洞が圧倒的人気、南山タワーと三成駅が続く

分析結果によると、明洞は1日平均10万910人の外国人が訪れており、1位。2位はランドマーク的存在の南山Nソウルタワーで、5万7370人。3位は百貨店、会議場、ショッピングモールが集積する三成駅・COEXエリアで、4万6813人。4位は江南駅周辺の商業地で、4万1210人。5位は若者に人気の弘大エリアで、4万213人だった。

このランキングから、外国人観光客の旅行スタイルはショッピング、グルメ、都市観光が中心であり、ソウルの主要商業エリアが国際観光の原動力であることが改めて明らかになった。

実際に明洞の口コミを見てみると、「韓国旅行で絶対に外せないのが明洞。流行のファッションやアクセサリーに加え、韓国グルメも豊富で、楽しい思い出になった」「社員旅行で初めて韓国へ。明洞はとにかく買い物が楽しい!屋台の食べ物もたくさんあり、特にチーズ焼きロブスターが絶品だった」「買い物で腰も足も痛くなったけど、それでも買いたい!Olive Youngの店舗密度はコンビニより高い」「明洞は本当に最高。買い物にグルメ、『乱打秀』も観て、新世界百貨店や免税店も回った。韓国チキンも美味しかった。素晴らしい思い出」「明洞は本当にショッピング天国。ほぼすべてのブランドが揃い、散策も快適。特に夕暮れ時の街並みが美しい」「毎回の韓国旅行で必ず訪れる。平日の夕方到着後、荷物を置いて明洞で両替し、夕食をとる。夜市の屋台はやや高めだが、種類が豊富で、平日でもにぎわっている」「午後の涼しい時間帯に訪れると気持ちがいい。親切な店員も多く、買い物も便利。屋台もおすすめ。また行きたい」「初めての韓国でコンサートを見に来たが、周辺の明洞もにぎやかで、韓国ブランドの衣類やコスメ、アイドルグッズが買えて大満足。また行きたい」など、高評価が続出している。

国ごとの観光スタイルの違い

全体の人気ランキングに加え、報告書は各国の観光客の嗜好も分析しており、旅行スタイルに明確な違いがあることが分かった。

東南アジアからの観光客は、文化や歴史的遺産に興味が強く、景福宮や北村韓屋村など、韓国の伝統的な建築や歴史的風景を残すエリアが人気。中国や日本からの観光客は、ショッピングを旅行の主目的としており、明洞、南大門市場、広蔵市場などがよく訪問される。

一方、アメリカからの観光客は、地元の生活文化や新興の文青エリアを好む傾向があり、近年注目を集める聖水洞や、緑地とレジャーが融合するソウル林などが人気のスポットとなっている。ヨーロッパの観光客は、韓国の伝統文化に深い関心を示しており、特に北村韓屋村が最も多くの訪問者を集めている。

ソウル観光の今後

ソウルAI財団は、市内16か所の代表的観光地における外国人の人流データを分析することで、国際観光の動向を把握し、今後の都市観光政策やマーケティング戦略の参考とすることを目的としている。

最新の統計結果から、ショッピングエリアは依然として外国人観光客の主要目的だが、国籍ごとに文化体験、グルメ探訪、ライフスタイル志向の嗜好が分かれてきており、ソウルの観光形態がより多様化・精緻化していることが明らかになった。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:調査
  • 関連組織:ソウルAI財団
  • 製品・サービス:観光地人流分析サービス / AIによる観光トレンド予測