UNIQLOの自助結帳機は、商品を一つずつバーコードスキャンする必要がなく、複数の衣類をセンサー領域に置くだけで、画面に即座に商品名と金額が表示される。あるネットユーザーがThreadsにこの仕組みについて質問を投稿したところ、元従業員や一般ユーザーからの回答が相次ぎ、UNIQLO台湾公式アカウントも登場して「Magic~」とユーモラスに返答。このやり取りが話題となり、14万人以上が「いいね」を押す人気投稿となった。
この自助結帳の仕組みはRFID(無線射頻辨識)技術によるもの。商品のタグ内部にはチップとアンテナが内蔵されており、レジの機械が無線で一括読み取りを行う。従来のレジのように一つずつバーコードをスキャンする必要がないため、複数の衣類をまとめて置くだけで数秒で商品情報が表示される。
ネット上では、このタグに使われている技術が台湾で開発された特許技術であるとの情報も広がった。「タグの中にチップが入っている!台湾の特許なんだよ!友人の会社が開発した~すごくスゴイけど、秘密保持契約があるから会社名は言えない」との投稿が話題に。これに対して「タグに懐中電灯を当てると中が見える」「実は店内に入った瞬間から、小さな精霊がついてきて、商品を取るたびにメモしている」など、冗談混じりのコメントも多数寄せられた。
UNIQLO台湾公式アカウントは「Magic~」とだけ返信し、技術的な説明は避けたが、この謎めいた対応が逆に話題を呼び、投稿は14万人が「いいね」する大反響となった。
一方で、実際の利用では注意点もある。複数の商品をまとめて置いた際に、画面上の件数が実際より多く表示されるケースがある。「7点買ったのに8点と出た。店員に頼んで他の服のポケットを探ったら、タグが入っていた」といった体験談が多数報告されている。これはRFIDの感度が高く、近くにある他の商品タグまで読み取ってしまうため。件数が合わない場合は、支払いを一時停止し、店員に確認を依頼することが推奨される。
RFID自助結帳はUNIQLOだけでなく、スポーツ用品チェーンのディカデル(Decathlon)でも導入されている。商品をまとめて置くだけで支払いが可能となり、レジ処理が大幅に高速化されている。
『ウォールストリート・ジャーナル』によると、UNIQLOでは約70%の顧客が自助結帳を利用しており、一部の市場では90%に達する。これにより待ち時間が半分以下に短縮され、顧客のブランド印象が向上しているという。
『フォーブス』は、労働力不足や人件費上昇、消費者がより迅速で自主的な買い物を求める傾向を背景に、世界中の自助結帳端末の設置台数が年間90%以上のペースで増加していると報じている。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:ニュース
- 関連組織:UNIQLO / Forbes / RBR
- 製品・サービス:RFID自助結帳システム