農曆七月に入り、日本の民間習俗に似た「鬼月」と呼ばれる時期を迎え、台湾では多くの人々が「鬼月に新車を牽く」ことを忌み嫌い、購入を控えている。これにより、車の販売市場は一年で最も落ち着いた時期となっている。

しかし、あるネットユーザーが疑問を呈した。「この時期に車を買うと、本当に安くなるのだろうか?」実際に8月の各ブランドのキャンペーンを調べたところ、多くのプロモーションは家電のプレゼントや装備のグレードアップ、低金利ローンの提供が中心で、車両本体の値引きはそれほど目立たなかった。そのため、「鬼月に買うと安い」というのは都市伝説にすぎないと指摘する声も出ている。

あるユーザーがDcardに投稿した内容によると、過去には「鬼月前後は車がお得」という話が広まっていたが、国産・輸入車各ブランドの8月キャンペーンを比較しても、通常のプロモーションと大きな違いは見られない。多くのキャンペーンは小型家電のプレゼント、オーディオ・ナビのアップグレード、頭金ゼロ・金利ゼロのローンプランなどが中心で、車両価格そのものの割引幅は期待ほど大きくないという。

多くのネットユーザーも同意見で、「鬼月だからといって特別に安い価格が出るわけではない」とコメント。むしろ、夏季の販売競争期や、年末・年初の在庫処分期に大きな値引きが見られる傾向があるという。また、実際の値引き幅は営業担当との交渉次第であり、複数の販売店を比較することが重要だと指摘している。つまり、単に鬼月に入ったからといって、すべての車種が一律に値下げされるわけではないのだ。

ただし、鬼月に車を買うことにはいくつかの隠れたメリットがある。「中古車業者『兩千好車』」によると、淡季に購入すれば価格交渉が有利になるだけでなく、在庫が豊富で選択肢が増えたり、ローン審査がスムーズに進んだりする可能性もあるという。「新安東京海上產險」も説明する。多くの輸入車ブランドは下半期に新型モデルやマイナーチェンジモデルを投入するため、旧モデルの在庫を早期に処分する必要がある。そのため、鬼月前後には在庫処分を目的とした、より明確な割引が提示されることがある。一方で、一部の国産車メーカーは鬼月に夏季休暇を設定しており、実際のプロモーション活動はそれほど活発ではない可能性がある。

民俗を気にするが、安く買うチャンスも逃したくないという人には、専門家のアドバイスがある。鬼月の間に車を見学し、価格交渉を行い、契約やナンバープレート取得まで完了させた上で、車の受け渡しは農曆七月が明けてから行うという方法だ。これにより、淡季ならではの価格メリットを享受しつつ、「鬼月に車を牽く」という心理的な忌避を回避できる。

また、車両価格以外にも、ローンや保険料といったコストがかかることを忘れてはならない。「新安東京海上產險」は、支出をさらに抑えるには、保険のプランも自分で比較検討すべきだと呼びかける。例えば、保険会社の公式サイトから直接契約することで、すべてをディーラーに任せてしまう場合よりも、実質的な節約が可能になるという。

資料提供:『兩千好車』、『新安東京海上產險』 責任編集/蔡惠芯

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  • 出典:PR Times
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