台湾株価が4万5を割り込み、市場のパニックムードが再び高まっている。価値投資の達人である股海老牛氏は、投資家は乱高下局面で急いで「降車」する必要はないと指摘。近年、市場の振動は常態化しており、冷静な対応が求められるとしている。
彼は、盤前に必ず確認すべき3つのシグナルを紹介した。まず一つ目は原油価格の動向だ。原油価格が急騰・急落すると、インフレ期待やFRBの政策決定に連動するため、注意が必要である。二つ目は、主要企業の株価動向を参考にすること。特に、米国株は台湾よりも早く終了し、日韓株は早く始まるという時間的優位性を活かすことで、先行きのトレンドを読み取れる。
最後の三つ目は、恐怖と貪欲指数の観察だ。市場が極度の恐怖状態に入ったときこそ、比較的良い買い時となることが多い。これらの指標を活用することで、投資家は大幅下落時にも冷静に対処し、正確な投資タイミングを掴むことができる。盲目的なパニックに陥らず、価値投資の好機を逃さないことが重要である。
AIと重電のチャンスを攻守一体で捉え、財務指標で正確に銘柄を選ぶ!
指標の観察に加えて、股海老牛氏は「攻守兼備」の資産配分の重要性を強調している。AIの潮流に対応するには、エネルギー産業が基盤技術となる。電力がなければ、AIの応用も成り立たないからだ。選定では、従来から注目されている電源系リーダーに加え、米台政策に対応した下流の重電産業にも注目すべきだと助言している。
また、投資家は財務報告書の確認習慣を持つべきだ。特に、売上総利益率(効率性)と資本支出(将来の成長性)に注目することが重要である。防御的な投資としては、金利優遇期間終了後の第四四半期に「填息」(配当埋め)の動きを見せる金融持株会社があり、大盤に比べて変動幅が小さく、安定志向の投資家にとって魅力的な選択肢となる。
資金の「大鍋炒め」と口座の混乱を解消、デジタルファイナンスツールで全体像を把握!
投資家によく見られる「資金の大鍋炒め」や「複数口座の管理不能」による財務混乱について、股海老牛氏はデジタルファイナンスツールを活用した資産統合を勧めている。彼は、国泰世華銀行のCUBEアプリを例に挙げ、「専款専戸」の考え方を紹介。生活費、学費、投資元本をそれぞれ名前を付けて管理することで、目標までの進捗をプログレスバーで可視化できると説明している。
このようなツールは、証券口座、円貨・外貨口座を統合管理でき、資産の全体像を把握できる。市場に「ブラックスワン」が現れた際にも、どのくらいの余力を残しているかが明確になる。デジタルツールを活用することで、正確なファイナンス管理と資産棚卸しが可能となり、投資家は変動相場でも安定した判断ができ、より合理的な投資意思決定ができるようになる。
詳しい内容はすべて『下班經濟學』で紹介されている。司会の謝哲青氏、張瓊方氏、そして価値投資の達人・股海老牛氏と一緒に、正しい投資知識を学ぼう。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
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