年末の選挙戦が激しさを増す中、国民党台北市党部は配票メカニズムを導入し、議席数の最大化を図ることを決定した。その一環として、台北市長の蔣萬安が民眾黨の個別議員候補に応援演説を行わないことで暫定合意。共同街頭演説のみを行う方針だ。この措置に対し、多くの民眾黨支持者が反発しており、国民党内部でも選挙情勢への悪影響を懸念する声が出ている。

国民党のこうした方針が『小草』の不満を招き、蔣萬安への支持を拒否する動きにつながるのではないかと懸念される。これについて、国民党台北市議員の秦慧珠はテレビ番組『中午來開匯』で、「小草はもちろん蔣萬安に投票しなくてもよい。沈伯洋に投票することもできる」と明言した。

藍白の選挙協力がうまくいっていないのか? 蔣萬安が民眾黨新人候補に応援しないことで、潜在的なリスクが浮上している。国民党台北市党部は初めて配票制度を導入し、台北市議会の33議席を全席獲得する目標を掲げている。そのためにも、蔣萬安による民眾黨候補への個別応援を制限し、戦力を最大限に集中させようとしているのだ。

秦慧珠は、民眾黨が各区で一人しか候補者を立てていないため、党内での配票調整が必要ないとしている。そのため、支持者に対して「唯一の候補者を支持せよ」と呼びかけるだけでよいと説明。一方、国民党の配票方法は、支持者に対して具体的な指示を出すもので、たとえば松山信義選区で5人の候補者を立てた場合、身分証明書の末尾の数字などに基づいて、票を分散させるよう呼びかける。こうすることで、複数候補者の得票が均等になり、全員当選の可能性が高まるという戦略だ。

秦慧珠は、民眾黨支持者は国民党の配票呼びかけを気にしないだろうと指摘。国民党の配票要請はあくまで自党支持者向けのものだと強調した。彼女は、過去の民進党の議員選挙における配票方法を例に挙げ、同じ政党の候補者の得票を均等に保つことが目的であり、一人の候補に票が集中して他の候補が落選する事態を防ぐためだと解説した。

小草が不満を持ち、蔣萬安に投票しないのか? 秦慧珠は「もちろん、小草は蔣萬安に投票しなくてもよい。沈伯洋に投票することもできる」と繰り返した。

秦慧珠は、現時点での台北市議員選挙は、各政党がそれぞれの配票方式で議席を争っているものであり、民眾黨候補を意図的に排除しているわけではないと強調。また、藍白の協力形態は地域ごとに異なり、新北市長候補の李四川や台中市長の盧秀燕は民眾黨議員候補に応援演説を行うと表明しているが、台北市については「兄弟登山、各自努力」という状況だと述べた。

司会の黃光芹が追加で質問し、もし蔣萬安が民眾黨議員候補に個別で応援しないのであれば、同じ論理で民眾黨支持者も蔣萬安を支持しない選択肢があるのではないかと尋ねた。これに対し、秦慧珠は「小草はもちろん蔣萬安に投票しなくてもよい。沈伯洋に投票することもできる」と回答した。

秦慧珠はさらに、2022年に民眾黨の市長候補だった黃珊珊の支持票のうち、約3分の1が沈伯洋に、残りの3分の2が蔣萬安に移ったと指摘。つまり、「小草の票が必ずしも蔣萬安に行くわけではない」と述べた。彼女は、藍白がどのように協力するか、首長が他党候補に応援するかどうかは、各地の選挙情勢や既存の協力体制によって異なると結論づけた。

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  • 出典:PR Times
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