高校生はもはや教室で授業を聞くだけではありません。今回は実際にカメラを持ち込み、産業の最前線で記者として活動しました。台塑企業は明志科技大学のデジタルマーケティングデザイン学程と協力し、8月17日から20日にかけて『2026新メディア人材育成夏令営』を開催。全国の高校生を対象に、麦寮の六輕園区に足を運んでもらい、取材・撮影・テーマの翻訳を通じて、工業安全、環境モニタリング、地域共生といった持続可能性への取り組みを記録しました。

青年特派記者として 質問から撮影まで全てを自ら実行

参加者は8月18日に台塑麦寮六輕園区を実際に訪れ、取材を行いました。テーマの理解、現場の観察、質問の設計、人物インタビューまで、すべてを自ら手がけ、一次の映像・音声素材を収集しました。エンジニアや専門家に対しても積極的に質問を投げかけ、難解な産業知識を若者世代が理解しやすい新メディアコンテンツに変換しようと挑戦しました。

まず初めに、参加者は園区内の生態展示エリアを見学しました。生態保全や環境管理の観点から、企業が持続可能な発展に向けてどのような具体的な取り組みをしているのかを学びました。学生たちは単なる見学者ではなく、記者として問題を見つけ、答えを追いかける立場になり、カメラで産業現場のリアルな姿を捉えました。

五つの取材テーマが登場 安全・環境・地域共栄を網羅

その後、参加者は五つのテーマごとにグループに分かれ、それぞれの現場を訪問しました。六輕消防隊では、園区の安全防護体制や緊急時の対応メカニズムについて学びました。南亞堆肥場では、自動化された微負圧技術を用いて生ごみを有機質肥料に変えるプロセスを見学し、資源循環の実際の流れを体感しました。

また、空気モニタリングステーションを訪れ、24時間体制の環境監視業務について理解を深めました。さらに、農業・漁業支援現場にも足を運び、台塑が栽培技術、水質管理、養殖支援などの面から、地域の農漁業の生産品質向上をどのように支援しているのかを調査しました。

単なる見学ではない 産業現場が実戦教室に変身

従来の講義形式の授業とは異なり、このキャンプでは「やって学ぶ」ことを重視しています。学生は自ら取材の切り口を見つけ、質問を設計し、撮影するシーンを選択しなければなりません。複雑な工業安全、循環経済、環境モニタリングといったテーマを、物語性のある新メディア作品に変換する能力が求められます。

台塑企業と明志科技大学は、産業のフィールドワークと映像制作を組み合わせることで、若者のデジタルコンテンツ制作能力、独立した思考力、主体的な質問力の育成を目指していると述べています。若い世代の視点を通して、社会に産業の持続可能性と地域発展のつながりを見てもらうことも目的の一つです。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:イベント
  • 製品・サービス:新メディア人材育成プログラム / サステナビリティ教育