あるユーザーがThreads上で「普渡拜拜」と題して投稿し、中元節の供え物に見られる空心菜のスープの由来について疑問を呈した。この投稿は多くの反響を呼び、さまざまなコメントが寄せられた。
これについて、台北農產株式会社が2024年に公開したFacebookの投稿では、空心菜が毎年のように普渡の供え物に登場する理由を解説している。その理由は、空心菜が「中空」の形状をしており、調理法も「半生半熟」であることに関係しているという。これは「心をこめて迎えるが、長くは留めておきたくない」という、台湾人の思いやりの知恵を表しているのだ。
台北農產の投稿によれば、昔の台湾は経済的に余裕がなく、空心菜は安価で一年中手に入る野菜だったため、普渡の際に「良い兄弟たち」をもてなすために欠かせない存在だった。豪華な供物が届かない魂たちにも、少なくともお腹を満たしてもらおうという配慮から、一碗の空心菜スープが用意されたのである。
また、空心菜の茎が中空なことは、「心をこめて招くが、心を残してほしくない」という意味が込められており、調理もあえて半熟の状態で提供されることから、「完全には縁がない」という象徴的な意味を持つ。つまり、人と精霊の関係は「浅いもの」であり、食事を終えたら速やかに去ってほしいという願いが込められているのだ。
投稿に対して、多くのユーザーが自身が聞いた言い伝えを共有した。あるユーザーは次のようにまとめている。「1. 空心菜の茎が空洞だから、客人を引き留める気がない、食べてすぐ行ってくださいという意味 2. 悪鬼の食道は非常に細いため、空心菜がその食道に変わり、満腹できるようにするという伝説 3. 空心菜を折ると糸が伸びるが、それは傷ついた魂の体を修復する象徴 4. 昔は水辺に自生する野菜だったので、供え物の端に一碗置いて、弱い魂たちが少なくともスープだけでも飲めるようにする。また、難産で亡くなった女性のために、麻油鶏を草蓆で囲んで供える風習もある」
さらに、「悪鬼の口に入った食べ物は炎になってしまうため、慈悲深い人々が空心菜を食道に変えて、美味しく食べられるようにする」「有心請你,無心留你(心をこめて招くが、留め置く気はない)」「空心菜があれば供養されたことになる。俗に言う『鬼也要搶有蕹菜湯』(鬼も空心菜スープを争って食べる)」といった声も上がっている。
空心菜以外にも、家庭ごとの準備方法が紹介されている。「私は小魚乾を入れて、半熟のまま床に注ぎ、這って食べるしかできない魂たちにも食べさせられるようにしている。先祖が、それが彼らにとっての山珍海味だと教えてくれた」「空心菜は安い野菜だが、たとえ貧しくても必ず用意する。それこそが『心がある』ということだ」といった意見がある。
出典:FB、Threads
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