日本のファミリーレストラン・サイゼリヤ(Saizeriya)が、最近Threadsで話題になっている。ある台湾人の利用者が初めて日本でサイゼリヤを利用した際、メニューの価格を見て台湾ドルだと勘違いするほど安く、驚いたと投稿した。一行は最終的に20品以上を注文したが、一人あたりの支払いは日本円で約1,000円、つまり新台湾ドルで約300元にしかならなかった。投稿者は「まるで食べ放題を頼んでいるようだ」と笑い、特にスパゲッティが60~70元程度で食べられるとあって、多くの台湾ユーザーが驚きを隠せない。
サイゼリヤのスパゲッティはたった60元の新台湾ドルで楽しめる。(図/サイゼリヤ公式サイトより)
20品以上を注文してテーブルいっぱいに ユーザー「日本では思いっきり注文すべき」
この投稿は瞬く間に多くの反応を集めた。実際に日本でサイゼリヤを利用したことがあるユーザーたちは、本当に価格が安いことを証言。二人でシンプルに一食食べるだけでも約1,000円程度だと明かす人もいれば、「日本ではサイゼリヤこそ思いっきり注文すべき」と声を上げる人もいる。スパゲッティやピザに加えて、フォカッチャ、ほうれん草、チキンウィング、ラム肉、ティラミス、プリンなどがおすすめとして挙げられており、中には「安いメニューを見るとついテーブルいっぱいに注文してしまう」と、まるで食べ放題に挑戦しているかのような体験を語るユーザーもいる。
議論はすぐに台湾と日本のサイゼリヤの価格や味の違いへと広がった。台湾の店舗も他の日系チェーンに比べればリーズナブルだと感じるユーザーもいる一方で、「台湾は高く、お腹も満たされない」と不満を漏らす声もある。なかには「日本で食べてから台湾の価格を見ると、とても注文できない」という意見も。また、日本のメニューの方が選択肢が多いと指摘するユーザーもいるが、味については評価が分かれている。一部は「安くておいしい」と絶賛するが、他には「スパゲッティは普通。本当におすすめなのはフォカッチャなどのサイドメニューだ」という声もある。
サイゼリヤはほぼすべての都市に店舗を展開しており、福島県いわき市には自社の農場と食品工場を持っている。(図/サイゼリヤ公式サイトより)
なぜこれほど安いのか?ユーザーが明かす原価管理の仕組み
コメント欄では、サイゼリヤが長年にわたって低価格を維持できる理由についても語られている。ブランドはオーストラリアに自社工場を持ち、牛乳や牛肉などの原材料を直接加工しているだけでなく、日本国内にも複数の工場と農場を保有。大量調達、大量生産、標準化されたプロセスによってコストを抑えているという。野菜に至っては、品種や栽培方法から見直し、レタス一つひとつから使える部分を最大化する努力をしているという。このような「生産から販売まで一貫」した体制が、価格を下げられる最大の要因だと多くのユーザーが指摘している。
さらに、サイゼリヤ創業者・正垣泰彦氏の過去のインタビュー内容が紹介された。彼は当初レストラン経営がうまくいかず、リニューアル後に価格を従来の30%まで大胆に引き下げたところ、客が殺到。これがきっかけで「低価格路線」を確立したという。以来、多くの調理工程を工場に集中させることで、店内の人件費や調理コストを削減してきた。こうした取り組みのおかげで、今日のサイゼリヤは依然として低価格メニューで知られ、多くの台湾旅行者が日本訪問時にあえて立ち寄るレストランとなっている。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
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