雲林県知事の張麗善氏は25日、県議会において8年間の任期最後となる施政総報告を行いました。この中で、過去8年間の行政改革と地域発展の成果を総括しました。財政面では、累計で109億円の債務削減を達成し、公共債務を227億円から118億円まで大幅に削減しました。これにより、県民一人当たりの負債も実質的に減少し、財政健全化が進んだことが確認されています。
産業分野では、農業の総生産額が948億円に到達し、全国1位を維持しています。観光分野でも、訪問者数が2019年の700万人台から3,377万人まで倍増し、地域経済への貢献が顕著です。特に「雲林良品」というブランド戦略により、国内外の流通チャネルを拡大し、24億円を超える経済効果を創出しました。また、古坑産業付加価値園区は既に招商段階に入り、「9+1産業園区」構想の実現が加速しています。
デジタル変革とスマートガバナンスの分野では、YunlinGPTやAIによる公文処理、コミュニティAI知識システム、クラウド連合サービスセンターなど、全国初となる40件以上の政策を実施しました。「生生有平板(すべての生徒にタブレット)」や「スマート水洗黒板」の導入も進められています。これらの取り組みにより、雲林県は2024年および2026年に国際スマートシティフォーラム(ICF)のグローバルTop7都市に2度選出されました。さらに、台湾永続行動賞では3年連続で最多受賞地方政府となり、『天下雑誌』の都市ガバナンス卓越賞でも4部門で優秀賞を受賞しています。
住民の生活支援と介護ニーズへの対応として、長寿食堂は66か所から221か所へと拡充され、全県273の里にサービスが広がっています。医療面では、草嶺地区の過疎地医療支援、C型肝炎のスクリーニングと治療、そして「医消連防(医師と消防の連携防災)」体制の整備により、都市と農村の医療格差を是正しています。住宅用火災警報器の設置率も17.84%から99.95%まで向上し、基礎的な公共安全が強化されています。
さらに重要な点として、2027年度から65歳以上の高齢者について健康保険料の全額補助を実施する計画を発表しました。年間約9.6億円の予算を投入し、全県の14万3千人以上の高齢者の家計負担を軽減することが目的です。張知事は、この変化は個人の功績ではなく、議会、20の町村市役所、県職員、そして県民全体の協力の賜物であると強調しました。
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- 出典:PR Times
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