現在台湾の行政専用機として運用されているのは、福克50(Fokker 50)とBH-1900「ビーチクラフト1900」である。しかし、国防部が公表した116年度予算書によると、空軍は125億5155万元を計上し、12機の新型「多功能人員専用機」と付属装備を調達する計画を進めている。この調達は2027年から2033年にかけて段階的に行われ、初号機2機は2030年に台湾へ到着する予定だ。
「多功能人員専用機調達計画」について、空軍は「指揮能力の迅速な回復」と「重要人物の安全な移動」を実現し、飛行安全の向上を図ると説明している。また、後方支援や部品の共通性を重視し、国内で既に運用されている機種を選定することで、平時は国内産業の発展に寄与し、戦時には民間の航空能力を迅速に軍事用途に転用できる「韌性防衛」体制の構築を目指している。
予算書によれば、初号機2機は2030年に来台し、2031年と2032年にはそれぞれ4機ずつ、2033年には残りの2機が配備される予定である。
現在、空軍が行政専用機として運用している福克50とBH-1900は、いずれも双発ターボプロップ機であり、30年以上にわたり任務を遂行している。このため、空軍は2023年8月に、12機の新型行政専用機の調達を正式に決定した。
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