2026年7月、台湾の輸入車市場は冷え込み、新車登録台数は18,677台となり、6月の21,968台から15%減少した。輸入車の市場シェアも53.1%から48.3%に低下した。しかし、2025年同月と比較すると17.4%の増加を記録しており、船便の遅延や納車スケジュールの影響はあるものの、全体的な規模は前年を上回っている。
一般輸入セダンに焦点を当てると、7月の販売台数1位はスズキ・スイフトで、452台を登録。トヨタ・カムリが433台で2位、わずか19台差で続いた。フォルクスワーゲン・ゴルフが210台で3位。一般・高級輸入セダンを合算したランキングでも、1位スイフト、2位カムリ、3位メルセデス・ベンツEクラスがトップ3を占めた。
2026年7月の輸入車ブランド別販売台数ランキングは以下の通り。
1位:和泰トヨタ(Toyota)3,980台(前月比90.7%、前年比227.4%、市場シェア21.3%) 2位:和泰トヨタ(Lexus)3,264台(123.4%、136.5%、17.5%) 3位:台湾メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)1,934台(106.7%、110.1%、10.4%) 4位:汎徳(BMW)1,716台(105.1%、118.4%、9.2%) 5位:台湾セナミ・キア(Kia)1,598台(105.5%、172.2%、8.6%) 6位:台湾マツダ(Mazda)1,416台(86.0%、105.3%、7.6%) 7位:金鈴自動車(Suzuki)1,133台(307.0%、173.5%、6.1%)
輸入車全体市場:18,677台(前月比85.0%、前年比117.4%、市場シェア48.3%)
2026年7月の一般輸入セダン販売TOP10:
1位:スズキ・スイフト 452台 2位:トヨタ・カムリ 433台 3位:フォルクスワーゲン・ゴルフ 210台 4位:マツダ・マツダ2 159台 5位:マツダ・マツダ3 132台 6位:キア・ピカント 105台 7位:ホンダ・シビック e:HEV 101台 8位:スコダ・オクタビア 95台 9位:プジョー・408 84台 10位:トヨタ・クラウン 63台
TOP10にランクインしなかった他の輸入セダンには、トヨタ・カローラスポーツ54台、トヨタ・プリウスPHEV36台、ホンダ・プレリュード18台、スコダ・スカラ17台が含まれる。
7月の輸入車市場まとめ:前月比15%減、だが前年比では成長
7月の輸入車市場は18,677台を記録し、6月から3,291台減少した。主な要因はテスラの納車が船便の空き期間に入ったこと。登録台数が6月の4,369台からわずか8台に急落し、輸入ブランドランキングからも外れた。これにより、輸入車の市場シェアが50%を下回った。
トヨタは3,980台で輸入ブランド首位を維持したが、前月比9.3%減。しかし、市場全体の縮小幅が大きかったため、シェアは20%から21.3%に上昇した。レクサスはNXやUXなどのモデルが大量納車され、3,264台を記録。前月比23.4%増、シェアは12%から17.5%に跳ね上がった。トヨタとレクサスを合わせたシェアは38.8%に達し、トヨタグループが輸入車市場の約4割を掌握していることが明らかになった。
もう一つの注目点はスズキ。7月の登録台数は1,133台で、6月の3.07倍、前年比73.5%増。市場シェア6.1%で輸入ブランド7位に浮上。スイフトと一部改良されたジムニーが、セダンとSUV市場で好調を牽引した。
スズキ・スイフト、販売台数が倍増しカムリを逆転
スイフトは7月に452台を登録。6月の195台から257台増加し、前月比約131.8%増。前月の3位から一気に1位に躍り出た。この大幅な伸びは、スズキブランド全体の販売台数が1,000台を超える原動力となった。
2026年7月末時点で、スイフトの累計登録台数は1,976台。年間累計では依然としてカムリに及ばないが、単月では19台差で勝利。都市部の通勤需要、車両サイズ、価格設定の低さなどから、小型ハッチバックの人気が根強いことが示された。
実際にスイフトを運転したユーザーの声:「本当にしっかりした足回りのハンドリング」「安全技術の向上と警告機能」「ACCクルーズコントロール」「路面の感触が明確で、視界も良好」「死角監視とタイヤ圧監視で安心」「燃費性能もなかなか良い」「山道の上下坂でも運転しやすく、Mモードとパドルシフトでギアチェンジも簡単」「3気筒の振動は避けられないが、許容範囲内」「ブレーキの反応もまずまずで、直線的」「通勤用の優れた小型車。ハード・ソフトともにシンプルで、メンテナンスも修理も楽。長く付き合える」「市街地での取り回しが非常に楽」「高速走行の安定性も十分」「動力は控えめだが、加速ももたつかない」「ACCのおかげで台北から台南まで運転の疲労が大幅に軽減された」「シンプルで扱いやすいデザインが好み」「その他は標準的。装備もちょうどよい」「この価格帯で輸入車が買えるのは、文句のつけようがない」「見た目より室内空間は広く、窮屈ではない」「小回りが利いてかわいらしい外観。好印象」「外観もなかなか良い」「良い車。振動はあるが我慢できる」「この世代のスイフトは優れた足回りだ」「高速走行時の足回りの安定性は良好。時速120km前後でも安定しており、ふらつきなし。ステアリングは軽く、指向性も正確で、路面のフィードバックも直接的」「3気筒の振動は許容範囲。アイドリングストップもスムーズ」「燃費は本当に節約できる」「価格に見合った性能。個人の通勤用に最適」「素晴らしい小型車」「自分に合った車が一番」「良い車。強く推奨」
トヨタ・カムリは2位に後退、年間累計ではスイフトを大きくリード
カムリは7月に433台を登録。スイフトに19台差で敗れ、6月の首位を守れなかった。6月の460台と比べて27台減少(前月比約5.9%減)したが、依然として400台台を維持し、3位のゴルフとは223台の差をつけた。
年間累計では、カムリが2026年輸入セダン市場で強さを見せている。7月末時点で累計3,004台を登録。2025年同月比53.4%増で、スイフトの1,976台を1,028台上回っている。つまり、スイフトが単月で勝利したが、カムリが年間累計では優位を保っている。
カムリの累計販売台数が伸びた要因は、今年の供給量が安定していること。トヨタ・クラウンは63台で10位。日本市場では9月にモデルチェンジが予定されており、台湾への導入時期と今後の販売動向が注目される。
実際にカムリを運転したユーザーの声:「装備と予算が両立。カムリはコーナリングや高速走行でカローラを大きく上回り、時速130kmでも非常に安定。後部座席の乗り心地もカローラより安定している。室内空間が広く、後席も快適。トヨタのシステム統合が優れており、使いやすく、特別な設定が不要」「時速60km以上になると非常にスムーズ」「それ以外も今のところ良い車だと思う」「良い車」「8.5世代のカムリ2.0Lエンジンは反応が軽快で、加速も弱くない」「安価な車ながら信頼性は高く、故障を心配する必要はない」「必要な装備はすべて揃っている」「最大の利点は燃費の良さ」「エレクトロニックミラーは便利だが、リヤワイパー付き車両に限る」「これまでで最もスタイリッシュで迫力のあるデザイン」「低速時の静粛性、加速力、エンジンレスポンス、乗り心地、安全性、先進運転支援システム、すべてが非常に満足できる。特に高速巡航時の安定性は優れている。燃費も非常に良い。全体的に非常にバランスの取れた車で、長距離ドライブにも最適」
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR Times
- 分類:調査
- 関連組織:Suzuki / Toyota / Honda
- 製品・サービス:Suzuki Swift / Toyota Camry