中聯油脂の食品安全問題が台湾で波紋を広げている。国民党の立法院議員・徐巧芯は、法務省の高官が事件に介入したと疑いを呈し、当初の「20%下架基準」が大統領・頼清徳に由来すると示唆した。これに対し、民進党の報道官・林楚茵は3日、徐議員の発言は台北市長・蒋萬安の食品安全責任を回避するためのものだと反撃した。

林楚茵は、徐巧芯が「聞いた話」を事実のように語り、推測を真実と偽っていると批判。衛生福利部と法務省がすでに否定している中で、司法的に検証可能な証拠を提出すべきだと要求した。彼女は、台北市の食品安全管理体制が問われる中、徐議員が大統領府や法務省を影射するのは「囲油救蒋」(油を囲んで蒋を救う)と表現し、責任転嫁だと非難した。

これに対し、徐巧芯は自身のフェイスブックで反論。すでに地検に告発済みであり、近日中に調査局にも連絡して関係者の調査を求めると強調した。「林楚茵が求めていることは、すでに私が済ませた」と述べ、行動済みであることを主張した。

徐巧芯は、食品安全の追及は立法院議員の監督責任であり、「無用な騒ぎ」とされるべきではないと反論。政府が「20%下架しない」という基準を設けた根拠が不明確だと指摘し、意思決定プロセスの透明性を求めた。また、林楚茵が過去に一般市民を「共産スパイ」と誤認した事件を蒸し返し、未だに謝罪していないと批判。自身の行動は証拠に基づくものであり、一方的なレッテル貼りとは根本的に異なると強調した。

さらに、徐巧芯は検察と調査当局に対し、「毒油事件のスケープゴートになってはならない」と警告。中聯油脂幹部の押収された携帯電話に、政府関係者が「保護する」と発言した記録や「専門家会議」に関するやり取りがあるかを追及。LINEのメッセージやスマホのアルバムの調査を要求した。

彼女は、告発済みである以上、関係者の召喚や通信記録の開示を通じて「隠された真実を陽の下に晒すべきだ」と訴えた。しかし、現時点ではこれらの主張は一方的なものであり、司法当局による確認はされていない。衛生福利部と法務省は関与を否定しており、真相と責任の所在は今後の捜査に委ねられている。

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  • 出典:PR Times
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