中秋節の月が必ずしも旧暦十五日に最も丸くなるわけではない。今年は8月25日が旧暦八月十五日だが、満月は27日、旧暦八月十七日の午前0時49分に現れる。これは2017年以来、9年ぶりに訪れる「十五の月亮十七圓」だ。しかし、満月の瞬間を待たなくても、中秋節前後の数晩は肉眼で十分に丸く見える月を楽しめる。

満月の瞬間を捉えたい場合は、26日深夜から27日未明にかけての時間を目安にするとよい。また、今夜外出して月見を計画している人にとっても、明るい月が見えるチャンスがある。中央気象署によると、各地の天気は概ね安定しており、特に桃竹苗および中部地方の観月条件が最も優れているという。

なぜ満月が必ずしも旧暦十五日に訪れないのか。台北天文館の天文解説では、月が地球の周りを回る軌道は楕円形であり、地球に近いときは公転速度が速く、遠いときは遅くなると説明している。そのため、新月から満月までの日数は固定されておらず、満月の日付が毎回異なることがあるのだ。

さらに、旧暦は新月(朔)の日を毎月の初一としているが、新月の時刻はその日によって異なる。これに月の運行速度の変化が加わることで、満月の日付もずれていく。今年は八月十七日に満月を迎えるが、これは中秋節当晚の観月に適さないという意味ではない。天気が良ければ、美しい月を十分に堪能できる。

今夜、どこで月見をするのが最も適しているのか。気象署が発表した観月指数によると、桃竹苗および中部地方が条件が最も良く、「5つ星」の満点評価を受けている。南部地方は4つ星で、午後に発達した雲が夕方まで残る可能性があるが、夜になると徐々に消えていくため、各地で月を見る機会はある。

偏東風の影響で、大台北の東側、東半部、恒春半島の一部では雲量が多くなることがあり、月見の際は雲の隙間を待つ必要があるかもしれない。山間部や山地周辺では午後の対流の影響で雲が発生しやすいが、夜になると雲が次第に薄れていき、観月条件も改善することが期待される。

連休後半の天気はどうか。外出時に注意すべき点は何か。気象署が25日に発表した最新の予報によると、26日から28日までは全国的に概ね曇りから晴れの天気が続く。午後には山間部で断続的な雨が降るところもあるが、全体的には安定した天気が9月末まで続く見込みだ。10月1日からは東北季風が強まり、風上側で雨の降る確率が高くなり、気温もやや下がる予想だ。

気象署は、日中は依然として暖かいが、夜間や早朝は涼しくなるため、昼夜の温度差が大きくなることに注意を呼びかけている。屋外でバーベキューや月見を楽しむ際は、所在地や個人の体感に応じて薄手のジャケットを用意し、夜の気温変化に備えるよう勧めている。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR Times
  • 分類:イベント