「鉄の茶碗」と呼ばれる公務員の安定性が揺らいでいる。銓敘部(人事院相当)の資料によると、2025年に離職した公務員は合計3171人で、6年前の1994人から1000人以上増加した。さらに、高普考(公務員採用試験)の受験者数も減少傾向にあり、107年(2018年)には8万4684人だったが、2025年には5万7707人にまで落ち込み、8年間で31.9%減少した。ネットユーザーからは「給与と責任が見合っていない」との声が上がっている。

公務員の離職者数は6年で1000人以上増加。離職理由も明らかになった。銓敘部の統計によると、公務員の辞職者数は近年増加傾向にあり、108年(2019年)の1994人、109年(2020年)の1969人から、110年(2021年)2192人、111年(2022年)2496人、112年(2023年)2752人、113年(2024年)3094人と増え続け、2025年には3171人に達し、近年で最高を記録した。

公務員の職種別辞職統計(2025年末時点) 在職公務員は28万1254人で、年間辞職者3171人の内訳は、一般職2308人、警察官409人、医事職422人、裁判官・検察官32人となっている。

公務員の主な辞職理由の割合 離職理由としては、「別の就職先がある」が44%で最も高く、多くの公務員が転職を選んでいることがわかる。次いで「健康不良」7.9%、「進学・研修」6.7%、「子育て」4.6%となっている。また、2.5%が「公務員の給与が民間の同等職位より低い」、2.3%が「業務多忙」、1.8%が「仕事のプレッシャー」を理由に挙げている。

高普考の受験者数、8年で31.9%減!高考と普考の合格率上昇傾向 1. 公務員試験受験者数が6万人を割り込む 高普考の受験者数はこれまで8万人以上を維持していたが、111年(2022年)から顕著に減少し始めた。107年(2018年)は合計8万4684人、109年(2020年)8万3616人、110年(2021年)8万4417人だったが、111年(2022年)には7万1284人に減少。112年(2023年)には6万6402人と7万人を割り込み、113年(2024年)6万6702人を経て、2025年にはついに6万人を下回る5万7707人となった。

2. 高考と普考の減少幅と合格率の顕著な上昇 107年(2018年)から2025年にかけて、高考(高級公務員試験)の受験者数は4万3507人から3万2327人へ25.7%減少。普考(普通公務員試験)は4万1177人から2万5380人へ38.4%減少した。 受験者数の減少に伴い、高考の合格率は10%から22.52%に、普考の合格率は8.14%から19.35%に上昇した。

3. 公務員退職者数が過去最高の1万1229人 銓敘部の統計によると、年金改革導入後、公務員の退職者数は一時減少した。2016年には9259人だったが、2017年6762人、2018年6343人、2019年7220人、2020年6260人、2021年には5746人と10年で最低を記録。その後増加に転じ、2022年7635人、2023年7640人、2024年9758人、2025年には1万1229人に達した。前年比で1471人増、増加率15.07%となっている。

ネットユーザーの指摘:少子化による受験者減少、退職年金新制度、待遇と責任が採用魅力に影響 ネット掲示板Dcardでは、「行政職と技術職を合計しても各職種の状況を完全には反映できないが、全体の数字として参考になる」との意見がある。近年の高普考受験者減少は、少子化による若年人口減少が一因であり、単に公務員の魅力低下と断じることはできない。

しかし、別の観点では、近年公務員の辞職者数が増加し、一部の職種で採用不足が生じている。また、考選部(試験院)は「現代のキャリア選択は多様化しており、公務員の相対的な魅力も変化している」と述べており、人口構造の変化に加え、公部門の人材確保・定着にも課題があることを示している。

この投稿に対し、多くのネットユーザーが「2023年7月1日以降に採用された公務員は終身年金を受け取れず、給与と法的責任・プレッシャーが見合っていない。兼業禁止規定も採用魅力を低下させている」とコメント。「退職年金制度が問題。終身年金がないことと給与の低さが主因。政党が交代して終身年金を復活させ、不足分を補填すべきだ」「高普考や国営企業は、古参社員は優遇されているが、若手は非常に厳しい」「年金改革で終身年金がなくなってから、離職率上昇と受験者減少がさらに深刻化するだろう」などの声が上がっている。

Q1:2025年の公務員辞職者数と主な離職理由は? 銓敘部の統計によると、2025年の公務員辞職者は3171人。離職理由は「別の就職先がある」が44%で最多、次いで健康不良7.9%、進学6.7%、子育て4.6%。

Q2:近年の高普考受験者数の減少幅は? 高普考の合計受験者数は107年(2018年)の8万4684人から2025年の5万7707人へ、8年間で約31.9%(約2.6万人)減少した。

Q3:受験者数減少後の高考と普考の合格率変化は? 受験者数減少に伴い、高考の合格率は10%から22.52%に、普考の合格率は8.14%から19.35%に上昇した。

Q4:ネットユーザーが考える公務員魅力低下の主な原因は? ネットユーザーは、2023年7月1日以降の新規公務員に終身年金がないこと、給与が低いこと、給与と責任・プレッシャーが見合わないこと、兼業禁止規定などを主な原因として挙げている。

出典:銓敘部 完全な議論:Dcard 責任編集:陳得馥

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