東レ株式会社と株式会社T2は、2026年6月4日より、自動運転トラックを用いて石油化学品を定期的に輸送する商用運行を、関東から関西までの高速道路の一部区間で開始する。物流業界の「2024年問題」やドライバー不足による将来的な輸送能力不足への対策として実施される。東レが扱う石油化学品は幅広い産業を支えており、安定的な供給が求められるため、両社は2025年9月から実証を重ね、輸送品質と安全性を確認してきた。本運行では、東レ千葉工場から澁澤倉庫茨木営業所までの約520kmの区間で、ABS樹脂「トヨラック」を輸送する。このうち約440km(東名高速・綾瀬スマートICから新名神高速・茨木千提寺ICまで)がレベル2自動運転の対象となる。さらに、「B5軽油」やCO2排出量を削減可能な「リニューアブルディーゼル燃料」などの低炭素燃料を使用し、環境に配慮した輸送を実現する。今後は2027年度以降を目指すレベル4自動運転トラックの幹線輸送についても協業を進め、持続可能な物流の構築を図る。

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