当社は、当社連結子会社である株式会社セントラルフーズ(以下「セントラルフーズ」)が運営する小売事業および同社が保有する横浜工場を、吸収分割により株式会社東急ストア(以下「東急ストア」)へ承継するとともに、当社が保有するセントラルフーズの全株式を、JA全農ミートフーズ株式会社(以下「JA全農ミートフーズ」)へ譲渡することを決定し、2026年9月30日付で株式譲渡契約を締結しましたので、お知らせします。
1.背景・目的
セントラルフーズは、長年にわたり培ってきた食肉の加工技術と商品開発力を生かし、「精肉あづま」の屋号による一般のお客さま向けの高品質な精肉販売の小売業に加え、卸売業として食品小売事業者などに向けた精肉および加工肉の製造・販売を行ってきました。
しかし、近年の原材料価格の高騰や人手不足など、事業を取り巻く環境が厳しさを増す中、当社は、セントラルフーズの各事業が有する特性や強みを将来にわたって生かし持続的な成長につなげるため、事業ポートフォリオの再構築について検討を進めてきました。その結果、精肉・加工肉事業については、食肉の調達・加工・販売における幅広い事業基盤とネットワークを有するJA全農ミートフーズのもとで、セントラルフーズが培ってきた技術力、取引先との関係および従業員の専門性を生かしていくことが、事業のさらなる発展につながると判断するに至りました。
また、東急百貨店に出店する小売事業(「精肉あづま」)および東急線沿線に立地する横浜工場については、東急ストアへ承継し、これまで培ってきたブランド、商品力および対面販売のノウハウを継承することでサービス品質の向上を図ります。さらに、横浜工場を将来のデリカ拠点(惣菜調理)として活用することで、東急ストアが戦略カテゴリーとして位置付けるデリカ事業の強化を図ります。
本再編は、それぞれの事業をその特性に最も適した事業基盤へ移行することで、従業員の雇用と活躍の場、取引先との関係およびお客さまへの商品・サービスの提供を継続し、双方の事業の持続的な成長を目指すものです。
2.吸収分割の概要
(1)吸収分割の方式
分割会社:セントラルフーズ
承継会社:東急ストア
(2)承継会社の概要
株式会社東急ストア
所在地:東京都目黒区上目黒一丁目21番12号
代表者:代表取締役社長 大堀 左千夫
主な事業内容:一般食品、生鮮食品、衣料品、日用雑貨、生活関連商品、各種サービスにわたる総合小売業のチェーンストア
(3)承継対象
セントラルフーズが運営する小売事業「精肉あづま」および同社が保有する横浜工場(土地・建物)ならびにこれらに関連する資産、負債、契約その他の権利義務を東急ストアへ承継する予定です。
なお、小売事業に主として従事する従業員についても、吸収分割に伴い東急ストアへ移籍する予定です。
(4)吸収分割の効力発生日(予定)
2026年12月1日
3.株式譲渡の概要
(1)株式譲渡先
JA全農ミートフーズ株式会社 所在地:東京都港区港南二丁目12番33号 代表者:代表取締役社長 中村 哲也 主な事業内容:食肉の集荷・販売、包装肉・食肉加工品の製造・販売
(2)譲渡先の選定理由
JA全農ミートフーズは、食肉の調達から加工、販売まで幅広い事業基盤を有する食肉業界の大手企業であり、営む事業もセントラルフーズと親和性があり、2024年からJA全農ミートフーズと連携した取引を開始し、互いに信頼関係を深めてきました。また、同社と組むことで、セントラルフーズが長年培ってきた食肉加工技術、取引基盤がさらに発展し、取引先への安定的な商品供給および従業員が専門性を発揮できる新たな成長機会の創出につながるものと判断しました。
(3)譲渡対象
東急ストアへの小売事業および横浜工場の吸収分割後の、セントラルフーズの全株式
株式譲渡後のセントラルフーズでは、主に以下の事業および機能を継続する予定です。
・精肉事業
・加工肉事業
・狭山工場(土地・建物)
・本社機能 他
(4)株式譲渡日(予定)
2026年12月1日
4.当社グループの今後
当社グループは、本再編を通じて、各事業の特性に応じた最適な事業運営体制を構築するとともに、東急ストアの中長期的な成長に向けた事業基盤の強化を進め、「食の東急」としての存在感を増していきます。
東急ストアは、近年、市場拡大が続くデリカ(惣菜)カテゴリーを成長の柱として位置付け、独自性の高い商品開発や売場改革を推進しています。デリカは、お客さまの即食・簡便ニーズへの対応に加え、東急ストアならではの価値を創出する重要な戦略領域であり、今後さらなる拡大を目指しています。
本再編により東急ストアへ承継する横浜工場については東急線沿線という立地特性に鑑み、今後、デリカ機能(惣菜調理)強化を担う拠点として転用し、既存の東扇島物流センターやプロセスセンターとの連携を図りながら、商品開発力、生産能力および供給体制の強化を進めていきます。
また、小売事業については、セントラルフーズが東急百貨店に出店している「精肉あづま」で培ってきた対面における商品提案力および接客技術をスーパーマーケット事業に生かしていくとともに、更なる事業の成長につなげていきます。
当社グループは、本再編を通じて、成長領域への経営資源の集中と事業ポートフォリオの最適化を図るとともに、従業員、お取引先、お客さまをはじめとするすべてのステークホルダーの皆さまとともに、持続的な成長と企業価値向上を目指していきます。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:prtimes
- 関連組織:株式会社セントラルフーズ / 株式会社東急ストア / JA全農ミートフーズ株式会社