学校法人東京理科大学 ニュースリリース

非相反な引力相互作用が、コロイド粒子集団の粗大化を止める ~大小の微粒子が引力の下で分裂と再編成を続けるアクティブクラスターを形成~

【研究の要旨とポイント】 非相反相互作用は、非平衡系に特有の集団運動を生み出す要因として注目されていますが、多数の粒子からなる系で制御して観察できる実験例は限られていました。 大小二種類のコロイド… · 2026-08-07

カーボンナノチューブの配向を狙った場所だけ調整する新たな光プロセスを開発 〜サブマイクロスケールの空間解像度で局所制御、次世代半導体デバイス実現に期待〜

【研究の要旨とポイント】 無配向なカーボンナノチューブ(CNT)膜に、偏光制御された超短パルスレーザーを照射して、特定の向きに並んだ構造を局所形成する新技術を開発しました。 サブマイクロスケールの… · 2026-08-05

複雑な時系列を予測するリザバー計算の設計指針、鍵は信号の「時間スケール」 ~高精度な予測に向けたリザバー計算のパラメータ設計指針を提案~

【研究の要旨とポイント】 エコーステートネットワーク(ESN)は低い学習コストで高精度な時系列予測が可能な一方、パラメータ設定によって予測精度が大きく変わるため、従来は試行錯誤や網羅的な探索が必要で… · 2026-07-10

酪酸が樹状細胞の分化・遺伝子発現を制御するエピジェネティックなメカニズムを解明 ~アレルギーや炎症、自己免疫疾患の新たな予防・治療法の開発に期待~

【研究の要旨とポイント】 腸内細菌が食物繊維からつくり出す短鎖脂肪酸、なかでも酪酸が、免疫の司令塔である樹状細胞の分化を制御する仕組みを、はじめて明らかにしました。 酪酸が遺伝子の読み取りやすさを… · 2026-06-22

電池電極の性能を左右する電極スラリーの塗工条件がその場で評価可能に~微量試料で迅速に最適条件を特定、電池開発の効率化と省資源化に貢献~

東京理科大学の研究グループは、リチウムイオン電池の電極材料(スラリー)の塗工条件を、微量の試料で迅速に評価する手法を確立しました。レオ・インピーダンス測定法を用い、スラリーの電気抵抗と乾燥後の電極性能… · 2026-05-13

炭素中心金(I)イオンクラスターの不斉合金化法の開発に成功! ~赤色から近赤外領域の光を発するキラル合金クラスター:光機能材料への応用に期待~

東京理科大学、自然科学研究機構 分子科学研究所、福州大学の共同研究チームは、炭素中心の金(I)イオンクラスターに銀塩とホモキラルなカルボン酸を添加することで、光学的に純粋なキラルな炭素中心金(I)-銀… · 2026-06-05

新種の巨大ウイルス「フルティヴォウイルス」を神奈川県鎌倉市の淡水から発見 ~新しい「科」の創設と、新しい高次分類群「目」の提唱~

東京理科大学の研究チームは、鎌倉市の稲瀬川から新種の巨大ウイルス「フルティヴォウイルス」を発見しました。本ウイルスは宿主細胞の核膜を崩壊させる独自の複製戦略を持ち、ゲノム解析により新科「マネスウイルス… · 2026-05-26

河川中の幅広いサイズのマイクロプラスチック濃度を統一的に評価する方法を開発 ~限られたサイズ範囲の観測値から未計測のサイズの濃度を高精度に推定~

東京理科大学の研究グループが、河川中のマイクロプラスチック(MP)のサイズスペクトルをべき乗則で近似し、限られた観測サイズ範囲から未計測のサイズを含む質量濃度を高精度に推定する方法を開発。これにより、… · 2026-06-08