安全関連プロジェクト向けの認証を取得:ベクターの開発およびテスト用プラットフォーム「CANoe」

シュツットガルト(ドイツ)2026年5月12日 – Vector Informatik GmbH(以下ベクター)の「CANoe」は、TÜV SÜDの安全認証を取得し、安全関連システムの開発およびテストに使用できる第三者機関による検証済みツールとなりました。この認証は、IEC 61508、ISO 26262 (Automotive)、IEC 62304 (MedTech)、EN 50716 (Railway) に準拠した開発プロセスにおいて、CANoeの使用が適していることを証明するものです。CANoeを使用することで、ツール認定に向けたエビデンスの作成や監査準備にかかる工数を削減し、投資の確実性を向上させるとともに、ツール関連の安全性を保証する、信頼性のある基盤を構築できます。

この認証は、CANoeのコア機能領域をカバーしています。これには、通信フローの解析、仮想システムと実システムの自動テスト、シミュレーション、診断、ターゲットに対するフォールトインジェクションおよびレスポンスの解析を目的とした刺激機能も含まれます。TÜV SÜDは、CANoeが安全関連の開発で使用されるT2分類のオフライン支援ツールとして必要な要件を満たしていることを承認しました。

認証取得済みツールを使用することは、プロジェクト業務の大幅な負荷軽減につながります。第三者による評価がすでに行われているため、ツール認定に伴う工数を大きく減らすことができます。同時に、CANoeは安全関連プロジェクトにおける規制要件へのコンプライアンスをサポートし、リスクを最小化するための検証済みツールであるため、計画の信頼性も向上します。特にこれは、製品のライフサイクルが長期にわたる場合には重要な要素となります。

ベクターのCANoe、CANoe MedTech、CANoe Server Edition、CANoe MedTech Server Editionの4製品が認証を取得しており、IEC 61508およびEN 50716における安全度水準(SIL)の全レベル、ISO 26262における自動車用安全度水準(ASIL)の全レベル、IEC 62304におけるソフトウェア安全クラスの全レベルに対応しています。

ベクターは、今後もCANoeの安全認証を定期的に更新していく予定で、製品バージョンが各種の安全標準規格の厳しい要件を満たすよう、継続的に再認証を取得していきます。そして、安全関連のソフトウェアや組み込みシステムの開発およびテストにおいて、ユーザーが長期にわたって活用できる、将来を見据えたツールを提供してまいります。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:ニュース
  • 関連組織:Vector Informatik GmbH / TÜV SÜD
  • 製品・サービス:CANoe / CANoe MedTech