2026年8月27日(日本、東京) – 株式会社ワコムは、米国テキサス州東部地区連邦地方裁判所に係属していた、Maxeyeに対する特許侵害訴訟について、和解が成立したことを発表しました。ワコムは、Universal Stylus Initiative(USI)がUSIペン向けに策定したペン通信プロトコルの規格に関する特許権を行使していました。

和解にあたり、Maxeyeは、ワコムの特許を侵害したことに加え、ワコムが行使する特許が有効であること、およびワコムの知的財産(IP)がUSIプロトコルに必須であることを認める内容の同意判決(consent judgment)に合意し、ワコムのIPの価値を承認しました。また、Maxeyeは、特定のUSIデジタルペン製品を販売するためのライセンスを受け、その対価として、ワコムにロイヤルティ(特許使用料)を支払うことにも同意しました。

さらにMaxeyeは、同社の非USIデジタルペンがワコムの既存の特許を侵害しないよう最善の努力を尽くすことにも合意しました。本和解では、Maxeyeの非USIデジタルペンがワコムの既存特許を侵害している場合、ワコムは、裁判手続ではなく仲裁手続を通じてその販売の差止を求めることができる旨も定められています。

●ワコムについて

株式会社ワコム(東証プライム:6727)は、日本発の企業としてデジタルペンの技術を核に、ハードウェア、ソフトウェア、サービスを融合した「ペンとインクの統合体験」を提供する「テクノロジー・リーダーシップ・カンパニー」です。1983 年の創業以来、一貫して表現者の想いに寄り添う「道具屋」として、独自の技術を磨き続けてきました。 ワコムのペンタブレット製品は、映画制作や工業デザインのスタジオ、デザイナー、マンガ家などのプロクリエイターから、趣味でイラストや写真加工を楽しむ方まで、多様な表現者のクリエイティブ制作を支えています。 また教育、医療、金融など、さまざまな分野で活用が広がっているほか、世界をリードするデバイスメーカーへデジタルペン技術をOEM 提供しており、多くの PC やスマートフォンにワコムのテクノロジーが搭載されています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:特許訴訟和解
  • 関連組織:株式会社ワコム / Shenzhen Qianfenyi Intelligent Technology Co., Ltd. / Maxeye