世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョンは、2026年5月15日にコンゴ民主共和国(DRC)で宣言されたエボラ出血熱(ブンディブギョ型)の感染拡大に深刻な懸念を表明します。有効なワクチン・治療薬が確立していないこのウイルスは、紛争と貧困が重なる同国で急速に拡大しています。
2026年5月15日、DRC保健省は北東部・イツリ州において、ブンディブギョ型によるエボラ出血熱の集団感染を宣言しました。同国で17回目となる流行ですが、現時点で承認されたワクチン・治療薬が存在せず、世界保健機関(WHO)は5月16日に「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を指定しました。
報告された感染状況(5月19日時点): - DRC:疑い例500件超、死亡131名。イツリ州から北キブ州ゴマ・ブテンボへ拡大。 - ウガンダ:12件以上の事例。政府は不要な身体接触を一時禁止。 - 南スーダン:WHO・アフリカCDCが越境感染へ警戒。
ワールド・ビジョンは5月20日に「カテゴリー3:国家規模対応」を宣言。地域コミュニティへの衛生啓発、監視体制の強化、スタッフ防護、人道支援パートナーとの連携を通じ、子どもたちの保護と感染予防に注力しています。イツリ州には90万人超の国内避難民が暮らし、慢性的な栄養不足が被害を拡大させています。ワールド・ビジョンは保健当局と緊密に連携し、子どもたちの命と未来を守るための支援を続けています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:キャンペーン
- 関連組織:アフリカ米国疾病予防管理センター(CDC) / ワールド・ビジョン・ジャパン
- 製品・サービス:衛生・手洗い推進(WASH) / 疫学・コミュニティ監視