令和7年米の品評会にて特別優秀賞受賞したブランド米にこまる100%で仕込んだ【弥栄の酒 寿】

愛知県愛西市の酒蔵・渡辺酒造株式会社(代表取締役:山田 栄治、創業:1865年)は、創業161年目となる2026年、当面の間、一般販売を行わない日本酒「弥栄の酒 寿(にこまる仕込み)」を発表しました。

食用米「にこまる」を精米歩合40%まで磨き上げた純米大吟醸。 本来、日本酒造りには適さないとされてきた米で、最高規格に挑んだ一本です。

しかしこの酒は、今すぐ市場には出ません。

造っておきながら、今は売らない。 その決断は、日本酒の価値そのものへの問いから生まれました。

前例のない挑戦 ― 食用米を40%まで磨く

今回使用したのは、食用米「にこまる」。

食味に優れる一方、

・粒が硬く割れやすい

・高精米に耐えにくい

という特性から、大吟醸規格(精米歩合50%以下)での使用は極めて困難とされてきました。

それでも渡辺酒造は挑みました。

結果として、精米歩合40%まで磨き上げることに成功。

食米特有のやわらかな旨味と、大吟醸の透明感を併せ持つ味わいを実現しました。

食用米をここまで磨いた純米大吟醸は市場でも極めて少なく、

渡辺酒造が把握する限り、国内でも前例の極めて少ない取り組みです。

にこまると山田錦を40%まで磨いた米を同じ皿に七代目杜氏が酒の輪郭を確認する

なぜ「今は売らない」のか

この酒は、当面の間、一般販売を行いません。

購入できるのは、既存顧客および公式サイト会員のみです。

理由は明確です。

「誰にでも届く酒ではなく、まず価値を理解した人に届けたい」

3,000本という数量は、制約ではありません。意思です。

そして、この酒は “売らない”という選択によって完成する酒でもあります。

完熟マスカットを連想させるフルーティな辛口

「造る酒は一本だけ」という思想

渡辺酒造は、創業以来一貫して 「弥栄の酒 寿」一本のみを造り続けています。

・年間1万本限定 ・増産しない ・用途は“祝い”に特化

この徹底した一本特化は、効率ではなく思想によるものです。

創業160年 愛知県愛西市の小さな蔵

それでも“もう一つ”を造った理由

今回誕生したのは、

・山田錦100%仕込み(王道) ・にこまる100%仕込み(革新)

という二つの「寿」。

これはラインナップの拡張ではありません。

「同じ酒を、異なる原料でどこまで突き詰められるか」

一本特化の“深化”としての挑戦です。

この挑戦の本質

この取り組みの本質は、単なる新商品ではありません。

「何を使うか」 「誰に届けるか」 「どう届けるか」

そのすべてを見直す試みです。

もし、酒造りにおいて食用米が高付加価値で活用されるようになれば、米の需要は新たに生まれ、生産基盤の維持や品質向上にもつながる可能性があります。

結果として、消費者にとっても、安心できる国産米が安定して届く未来につながるかもしれません。

その先にあるのは、日本酒の価値そのものの再定義です。

日本人の主食である米の増産について考える

商品概要

商品名:弥栄の酒 寿(にこまる仕込み) 原料米:愛知県産にこまる100% 精米歩合:40% 価格:11,000円(税込) 発売日:2026年4月15日より順次

販売:既存顧客・公式会員限定(当面の間、一般販売なし)

公式サイト: https://sake-kotobuki.com/

今後の展望

渡辺酒造は今後も、「弥栄の酒 寿」一本にすべてを注ぎ続けます。

量ではなく、思想で価値を生む。

その姿勢を貫いていきます。

【 伝統を守りながら、新しい価値を創造する 】

売るために造るのではなく、残すために造る。

会社概要

渡辺酒造株式会社 代表者:代表取締役 山田 栄治 所在地:愛知県愛西市草平町道下83

TEL:0567-28-4361 / FAX:0567-55-8009

E-mail:[email protected] 創業:1865年(慶応元年) 事業内容:日本酒の製造・販売 公式サイト:https://sake-kotobuki.com/

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:新製品
  • 製品・サービス:弥栄の酒 寿(にこまる仕込み)